お悩み別コラム
～肌トラブル解消のためにできること～

お肌の悩みって、尽きませんよね。フェイスライン、たるみ、シワ、くすみ…年齢を重ねるほどにトラブルが増えていきます。高い化粧品を使っても効き目はイマイチなんていうことも。

なぜ一向に改善しないのか？それは、身体の内側に着目したケアをしていないから！

”肌は内臓を映す鏡”といわれます。胃の状態が悪いと口元に吹き出物が出やすいというのは有名ですよね。甘いもの好き、お酒好き、冷え性、便秘がち…身体の内側が変わらなければ、どんなに肌表面を磨いてもそれを保つことができないのです。

食事や睡眠が乱れていて、美肌な人はいません。まずは生活習慣から見直してみましょう！

お肌に悩みを抱えていらっしゃるお客さまの大半が、首や肩のつらさを訴えます。首・肩の凝りがあると、顔面部への血流が滞り、お肌の細胞にしっかりと栄養を届けることができなくなるのです。

ハリ・ツヤたっぷりの元気肌にするためには、まず筋肉の緊張を丁寧にほぐし、お肌への血流を良くしてあげることです。これだけでも、血色がぐんと良くなり、むくみが取れて頭とお顔が一回り小さくなります！翌朝の化粧ノリは抜群です♪

さらに鍼を刺すことで自己治癒力が促進され、ターンオーバーが整い、くすみやクマの解消・肌質の改善が期待できるのです！

デスクワークで首・肩がつらい人、眼精疲労で眉間にシワが寄っちゃている人には、irisの美容鍼60分コースがおすすめですよ。

みなさん、人間の嚙む力ってどれくらいか知っていますか？思いっきり噛み締めた時で70kg前後もあると言われています。噛み締め癖(食いしばり)や歯ぎしりがある方は、普段からこれぐらいの負荷が掛かり続けているということです。顎関節症と診断を受ける方も多いでしょう。

負荷が掛かるのは顎だけではありません。噛むときはこめかみにも力が入りますよね？こめかみ付近～側頭筋が緊張することで頭痛やむくみに繋がりますし、首や肩にもつらさが出ます。そして力が入り続けた顔面部の筋肉は固く盛り上がり、正面から顔を見た時、左右バランスが崩れて見えるのです。

無意識に起きていることだからと言って噛み締め癖を放置していると、顔面は歪み、歯は削れ、過度な緊張が自律神経にまで影響を及ぼしていきます。

• 集中しているときに上下の奥歯がくっついている
• 舌のポジション➔舌先が上の前歯についているor下顎に落ちている

上記二つに思い当たる方は要注意！気づかないうちに噛み締めているかも！？

固く縮こまってしまった顔面部や、頭～首などの筋肉をしっかりとほぐして、噛み締め癖から脱却しましょう！

身体の中でも、ここが弱るとみるみる老け顔になっていく！というところがあります。

その○○の正体は…胃腸です！

東洋医学でいう胃腸には、”重力に逆らって内臓を引き上げ、正しい位置に収める働きがある”と言われています。日常的に食べすぎたり、糖質・脂質に偏った食事で胃腸に負担をかけていると、この”重力に逆らって引き上げる”力が弱ります。

その結果起こるのが、胃下垂などの内臓下垂です。

そして！内臓が下がる重みで、皮膚もどんどんたるむのです！！お顔だけではありません。筋肉の張りも落ちるので、お尻や胸も垂れ下がっていくのです。また、胃腸が弱るということは栄養の吸収もうまくいかないということですから、肌質のトラブルも起こりやすくなるでしょう。

乾燥する、シワが増える、化粧水が入らない、吹き出物が治らない、血色が悪い…etc

お肌は内臓を映す鏡です。根本的に肌質改善をするのなら、身体の中から変えていかなければなりません。食事の仕方・睡眠の質・お灸などのセルフケアの他、お肌のお手入れ方法も大切ですね。できることはたくさんあります。

内側から輝く本物の美肌を手に入れるために、まずは胃腸にやさしい生活習慣を始めてみてはいかがでしょうか？